2018年10月、Adobeは大規模な全製品一斉バージョンアップを行った。Premiere Pro CCも例外ではなく、2018から2019へとバージョンアップされている。
Photoshop CC 2019はeGPUに対応したため、Premiere Pro CC 2019もeGPUに対応しているのか検証してみた。
以前、Premiere Pro CC 2018でエンコーディングにかかる時間を計測した結果を記事にしている。
それからバージョンが上がってPremiere Pro CC 2019ではどうなのかもう一度検証してみた。

動作環境

前回検証した環境と今回検証した環境は以下の通り。MacBook Pro 13インチ 2018年の一般販売モデルだ。

前回との違いはPremiere Pro CC がバージョン2018から2019にアップグレードしたほか、 GPUが内蔵GPU以外にeGPUを接続した点が異なる。
それ以外にはOSもバージョンアップしているがあまり影響は無いと考えている。

動画の詳細

次に動画は前回と同じPremiere Pro CC 2018で編集したプロジェクトファイルを使用。内容は下表の通り。2時間30分の動画を6分の動画になるように再生速度を上げる編集をしている。

エンコード結果

レンダラーにはハードウェアエンコードが可能なOpenCLを選択しエンコードを実行。エンコードした結果は下表の通り。全く変わってないことが判明した。それどころか前回より悪い数値がでている。

エンコーディング開始から6分くらい経過した段階でCPUの使用履歴とGPUの使用履歴をキャプチャしてみた。

上段がGPUの使用履歴で下段がCPUの使用履歴だ。

CPUのフル稼働に対してeGPUのRadeon Pro 580は少ししか使用されていないのがわかる。エンコーディングにはGPUはあまり使用しないのだろうか。
ただ、eGPUは認識しているようなので、Radeon Pro 580がサポートされているのは間違いはなさそうだ。

まとめ

なんとも残念な結果に終わってしまったわけだが、エンコーディングにはGPUの性能よりもCPUの性能に大きく左右されそうだ。

Premiere Pro CC 2019でビデオ編集をメインに考えているのであれば、やはりCPUは6コア以上は必要になりそうだ。

エンコードした動画

エンコードした動画がこちら。